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2023年世界港湾会議アブダビが開催されました
2023年世界港湾会議アブダビは、2022年のバンクーバーに続いて対面方式で開催されました。参加者は、バンクーバー会議より多い約700名でしたが、中東アブダビでの開催であったことからアフリカからの参加者が多かったようです。
1. |
役員人事について |
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IAPHの最高意思決定機関である役員会(Board)【会長及び6名の副会長】の任期(約2年間)が終了し、 新会長には、ドイツHamburg Port Authority CEOのJens Meier氏が就任し、その後任としてヨーロッパ代表の副会長にはHAROPA Port CEOのStéphane Raison氏が、さらに北米代表の副会長としてPort of Los Angeles Executive DirectorのEugene Seroka氏が就任しました。それ以外の4名の副会長は、現職の副会長が再選しました。 Meier新会長の強いリーダーシップの下、仏HAROPA港、米Los Angeles港という強力な副会長の就任によって、国際港湾協会の活動が益々活発になることが期待されます。 |
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2. |
主要セッションで議論されたテーマ |
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総会で議論された主要なテーマは主に以下の3点に集約されると思います。
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3. |
IAPH Sustainability Award 2023について |
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IAPH Sustainability Award 2023については、審査員による一次審査を通過した6つの分野の候補プロジェクトに対する一般からの投票によって受賞プロジェクトが決定し、それぞれの賞が授与されました。また、IAPH創立者の一人で元事務総長ある秋山龍氏の名前を冠した秋山賞については、後発開発途上国、内陸開発途上国または小島嶼開発途上国の中で最高位のプロジェクトに授与されました。 今年は、韓国から応募のあった3プロジェクトが受賞したことから、来年以降、日本からの応募が増えて、受賞することを期待したいところです。
IAPH Sustainability Award受賞者及びAkiyama Award受賞者 |
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4. |
2024年の世界港湾会議はドイツハンブルグで開催 |
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2024年の世界港湾会議は2024年10月8日(火)~10日(木)の日程でドイツのハンブルグで開催することが発表されました。 |
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5. |
2025年の世界港湾会議は神戸での開催が決定 |
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国際港湾協会設立の準備会議が1952年に日本の神戸で開催され、3年間の準備期間を経て1955年に国際港湾協会が設立されてから70周年に当たる2025年の世界港湾会議は、縁の地である日本の神戸で開催することが決まりました。なお、開催日時は2025年秋頃(3日間)で調整中です。 |