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ワン・オーシャン・サミットで各国が船舶航行の環境への配慮行動向上促進を宣言(ESIプログラムへの参加を推奨)
2022年2月9~11日にフランス・ブレストでマクロン・フランス大統領の主催のもとワン・オーシャン・サミット(One Ocean Summit)が開催され、世界各国の政府、自治体、民間団体、市民社会、有識者等のリーダーが参加し、海洋に関する様々なテーマについて議論が行われました。このサミットにあたり、ESI等に基づく仕組みによって環境負荷の少ない船舶に対する入港料を減免し、総じて船舶航行の環境への配慮の向上に向けた行動を促進すること等をコミットするフランス提案の共同声明が発出され、国土交通大臣もエンドースするとともに、日本からは、東京港、横浜港、大阪港、神戸港が署名参加しています。
多くの日本の港湾がIAPHが主導するESI プログラムに参加することで、寄港船舶のGHG等の排出削減を促すイニシアティブを取ることが期待されます。
【参考】
- 外務省ウェブサイト「岸田総理大臣によるワン・オーシャン・サミットへの出席(ビデオ・メッセージ)」
- フランス・エコロジー移行省「One Ocean Summit Brest 2022 -港湾関係者の共同コミットメントによる港湾の環境負荷低減」(フランス語)